左ヨリーズ レポート第5回目

ひとまずこれで最後です。
前回で細かい事やりすぎて、実はネタがなくなってしまっていました。
色落ちもさほど進んでいません。



いつもと逆の配置になっています。
一年穿いただけとは思えない色落ち具合ですね。
さすが、ウエアハウスの生地の中で一番色落ちが早い強撚生地だけあります。
しかし、この色落ちの違いはいったい・・・



適度なヒゲのつき具合
 次郎のはかなりはっきりとしたアタリがついて凄いことになってますね。
 太郎のはぼんやりしつつも主張しすぎないアタリの出方でしょうか。
 穿き込み方によってここまで差が出るというのも正直驚きました。
 洗いの回数が結構違いますが、果たしてそれだけでこれだけの差が出るものかと・・・。







ハチノスも主張しすぎず
次郎のハチノスはスゴイです。
 太郎は過去に穿き込んでいるジーンズにもほとんどハチノスが出来たことがありません。
 この差は一体なんでしょうかねー。
 一度で良いからカッコイイハチノスを作ってみたいと思う太郎なのでした。






膝小僧部分
はどちらも良い具合ですね。
 ミミの辺りも適度に付いています。
 次郎はバリバリと膝をついていたようで、カナリ色が抜けているのが解ると思います。

 ここは太郎の色落ちもなかなか良いのではないかと・・・。






裾部分
次郎は裾上げ後の穿き込みです。
 若干長めにカットしているため、裾を踏んだりブーツの金具で引っかけたりといささか崩壊気味です(笑)
 太郎はそのままの穿き込みですが、丁度踏まないジャストな長さだっただけに、綺麗なアタリが出ていると思います。





 オンマウスで次郎の画像に切り替わります。
 うーん、全然違いますね・・・。
 とても元が同じジーンズだったとは思えません(笑)
 何故こんなに色味が変わってしまったんでしょうね・・・驚きです。






こっちも切り替わります。
なんか色味が違うのは気のせい気のせい



パッチは「育つ!」というほど劇的な変化はありませんが、穿き込み初期と比較すると大分変化が見て取れます。




うらぁ 前出させろ!!
 正に同一のデジカメで撮影した醍醐味のような画像ですね。
 完全な同一条件で撮影するとこんな感じになります。
 全体的な雰囲気は、この画像が一番伝わると思います。

【太郎の言い分】
 いきなり始まった同一素材を異なるライフスタイルの人間が同時期に穿き込み、
 その過程を同じ条件で撮影してアップするという企画「左ヨリーズ」ですがお楽しみ頂けましたでしょうか?
 この1002z強撚左綾を用いたモデルなのですが、
 旧1002に用いられていた左綾生地とは全く違った色落ちを見せてくれたので、
 とても楽しく穿き込むことが出来ました。

 次郎とはこのジーンズを穿いて月に1〜2回は顔を合わせていましたが、
 その都度変化するジーンズの表情に驚かせられたモノでした。

 リー独特のしっかりとサポートをしてくれる穿き心地で、非常に穿きやすかったと思います。
 穿き込み方としては、平日は2〜3時間、週末は終日と言った具合で、

 洗濯は始めの半年くらいは月に一度程度、夏場は週に一度位は洗っていたと思います。
 色落ちは速かったのですが、ジーンズ自体にダメージは全くありませんので、
 次郎同様これからも穿いていこうと思います。!

【次郎の言い分】
 約1年穿いていたのですが、この生地は本当に色落ちが早いですね。
 だって、平日はほとんど穿いていないんですよ。
 それでも、これだけ色落ちしてるんだからビックリです。
 半年ぐらいから急激に変化していきましたね。
 洗濯も最初の頃こそ控えていましたが、夏から秋にかけては、
 年がら年中洗っていたような気がします。

 この強撚生地というのは、糸を強く捻る事により、
 糸の中を出来るだけ染色させない意図があるのだと思いますが、
 その結果、腰の強い厚めの生地になっていますね。
 硬く絞った雑巾をバケツの中にいれた状態を想像してもらえれば
 わかるんじゃないですかね。
 
 細身のシルエットですが、腰回りがすっきりしているだけで、
 ふくらはぎの部分などが極端に細いというわけではありませんね。
 ブーツなどを履く時にも問題ありませんでした。

 穿いていて、非常に楽しかったジーンズです。
 まだまだこれからも穿いていこうと思います。

 最後に・・・なんかマラ落ちしてねーか? これ?
 向かってみると左ヨリーズ  
 お後がよろしいようで、チャンチャン
 
 


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