左ヨリーズ レポート第4回目

久し振りのレポートです。今までにまともなレポートをしていたか?と言われると言葉に詰まってしまいますが、
今回は気合入ってます。
画像総枚数、43枚!!さらには別ウィンドウで開く仕掛けつき!!
ナロウバンドの人のことをまるで考えていない画質でお送りいたします。


まず、改めて申し上げますと、2本のジーンズの穿きこみ時間は、ほぼ変わりありません。
お互い、平日の昼間はジーンズを穿く事が出来ません。帰宅してから穿き替えても、数時間というところでしょう。
土日には終日穿いています。
そんな2人ですから、穿き込み時間に大した差が出るわけがありません。
誤差の内ですよ。



以上の事を踏まえて、それではどうぞ


太郎                              次郎

折りたたんだ状態のもの

この画像は並べた状態で撮影したものですので、
撮影時のコンディションで色合いに差が出ているわけではありません。




次郎                              太郎 

フロント全体画像


次郎                                 太郎

バック全体画像



ここから下は、もう少し詳細な画像を用意しました。
画像をクリックすると、別ウィンドウで大きな画像を見ることができます。

フロント部分

色落ち具合が違いますので、それに伴い、ヒゲの濃さも違っていますね。
また体系の違いにより、ヒゲのつき方が異なります。


パッチ部分

太郎のパッチは穿きこみ前に比べてずいぶんと変化しましたが、
次郎のパッチは変化があまり見られません。
元々の色合いによるものでしょうか?


ベルトループ部分

この部分は、太郎の方が色落ちが進んでいます。
その理由として、太郎は厚いごっついベルトを常時つけており、
次郎はさほど厚くないベルトをつけたりつけなかったり、
との違いによるものと思われます。


バックポケット部分

全体的な色落ちは次郎の方が薄くなっておりますが、
財布のアタリ、及びステッチの糸切れは太郎の方が進んでいます。
これは、太郎が分厚い財布(ただでさえ厚いのに中にはお金がいっぱい・・・)を
いつもポケットに入れているのに対して、
次郎はポケットに財布を入れないことも多いせいでしょう。
財布そのものも次郎のものは厚みがさほどありません(金もない!)


膝部分(表)

膝の部分の色落ちの違いは顕著に現れています。
太郎の膝部分は、ぼんやりと薄くなって周りのヒゲから、膝の部分だとわかりますが、
次郎の膝部分は真っ白です。
これは、次郎が膝をつく機会の多い肉体労働を、
何日間かに渡って行ったせいかと思います。
なお、真っ白な部分は、生地も少し痛んでおり、気持ち薄くなっています。


膝裏部分(ハチノス)

膝裏の部分にも違いははっきりと現れております。
穿き始め後、
太郎→1週間で洗濯
次郎→3ヶ月弱で洗濯(キタネーナ)
の違いですかね?


耳部分(アウトサイドシーム)

太郎のはまだはっきりしていない部分もありますが、キレイなラインでアタリがついています。
次郎のは耳が一部閉じているので、なんだかぐちゃぐちゃしたキタナイアタリになっています。
でも、本人はお気に入りとのことです。


インサイドシーム部分

キャタピラ状にアタリが出ています。
太郎のはまだ粒がはっきりとしていないですね。
これからこれから


裾部分

太郎は裾上げをしなかった為か、キレイなヨレが発生しています。
特にダメージは見当たらりませんね。
次郎は糸切れをおこしています。
これは、踏んでしまった故の糸切れではなく、
ブーツの紐を留めるフックの金具に何度か引っ掛けてしまった為の糸切れです。
フロント部分ですからね。


お気に入り箇所

お互いに気に入っている部分を挙げてもらいました。

太郎: 「やっぱりコレがないと!」っていうレイジーSの擦り切れ具合です。
 ただ、このまま進行していくと、補強布がポケットの中で「でろん」って
剥がれそうですねー。
 リペアするのも変なところだし、さてさてどうしたモノか・・・。
 コンチョ無しの長財布のアタリも、こう見るとなかなか良いですね。


次郎:耳部分のアタリですが、よーく見てもらうとわかる通り、内側に折れこんでいる生地の
片側だけが強く色落ちしています。
これは、アウトサイドシームの縫製がダブルチェーンステッチで行われている為、
2重環状側(ループがある方)が必然的に盛り上がり、色落ちしているからです。
もし、この仕様のジーンズを持っている人がいましたら、見てみて下さい。
同じような色落ちしていると思いますよ。

さて、冒頭にも申し上げた通り、穿きこみ時間に大きな差があるわけでもないのに、
どうしてここまで色落ち具合が違っているのでしょうか?

まず考えられることとしては、誰でも思いつく通り、生活習慣の違いです。
どちらかというと太郎はインドア派、次郎は偽アウトドア派です。
ジーンズを穿いて動き回る頻度の違いが、この色落ちの違いとなって表れたのではないでしょうか?

次に考えられるのは、洗濯の違いによる差異です。
洗濯回数が多い方が色落ちもその分だけしてしまうと思われますが、
生地にある程度のストレスが加わらないと、洗濯をしても大した色落ちはしないと
次郎は考えています。
今は消滅してしまったジーンズサイトでWBWというところがありましたが、
そのコンテンツ内で非常に判りやすく解説していましたね。
ヒゲ部分がどうして白くなるのか、考えてみれば判る話だと思います。

また、使用している洗剤の違いもあるんじゃないでしょうかね?
太郎は液体アタック+手間無しブライト(汚れが酷いとき
次郎はランドリーソープです。

そして、最後に
これは限りなく仮説の域となりますが、水質の違いです。
太郎は多摩川流域の水を使っています。
次郎は江戸川流域の水です。
その違いを立証することはかないませんが、
水が影響している事は十分に考えられるのではないでしょうか?

色落ち具合も違っておりますが、
実は生地の感触にも違いが表れています。
太郎の生地が比較的コシのあるしっかりした感触なのに対して
次郎の生地はへにゃへにゃです。柔らかいです。


【太郎の言い分】
 さて、同じ条件、同じデジカメで撮影した2本のジーンズですが如何でしょう?
 徹底的に穿き込むことの出来ないサラリーマンが、たった7ヶ月間穿いただけで、
 これだけの差が出るとは正直思ってませんでした。
 前回駒場スタジアムで見たときは、そんなに差はないと思っていたのですが・・・
 次郎も言っているとおりやはり、色落ちは洗濯回数ではなく、生地にかかるストレス
 が大きな要因のようですね。

 まだまだ穿き込みは続きます。
 一夏超えて少し涼しくなってきた頃・・・2本の表情がどんな風に変わっているか
・・・お楽しみに!

【次郎の言い分】
 色落ち具合がずいぶん違ってるなー こうして画像に撮って見てその違いにびっくり。
 てか、太郎はなんでこんなにも色落ちが進んでいないんだろう?と不思議だった。
 本人はチキショークヤシー、と言ってたな。
 人のジーンズを汚い!などとこき下ろしていたんだ、ザマーミロ

 ちなみに、色落ちのためになにか努力している事はないですよ。
 ヒゲをしっかりつける為にスクワットをやったり、糊をいれて洗濯したり、
 涙ぐましい努力をしている人もいるみたいですけど、
 そんなことはしてません。普通に穿いて、汚れてきたら洗うだけです。
 洗うといえば、最初の頃こそあまり洗いませんでしたが、最近ではよく洗濯してます。
 1週間〜3週間に1回は洗濯してますね。

 上の説明ではあえて書きませんでしたが、いくつか修理が必要な箇所がありました。
 裾の縫い直しはすぐにわかると思いますが、後、前ポケット部の糸飛び、フライ部の糸飛び、
 バックポケットの糸切れでした。
 これらの修理をお願いして、直してもらいましたので、またこれから穿き込んでいこうと思います。
 (この点は特にウエアハウス素晴らしいよなー)
 そして、修理で預けているために穿くことのできない太郎にさらに差をつけて、
 さらに口惜しがらせてやろうと・・・

 それにしても、シルエットがまるで違ってる。別のジーンズみたいだ・・・

 次の更新(秋口ぐらい?)をお楽しみに。

 画像加工、ページ作成疲れた。しばらくはお腹いっぱいだー
 
 





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